10月25日(月)・26日(火)・27日(水)・28日(木)・29日(金)・30日(土)
「福岡Winner決戦!」のタイトル通り、出場選手のほとんどが当地優勝歴を持つメンバーで構成されている。激戦必至のシリーズとなりそうだが、優勝争いを引っ張るのは走り慣れた強みのある地元勢だ。池永太の当地成績は通算18優出V3と優秀で、一般戦8連続優出の過去 も持つ。当地同V9の大神康司は9月戦を走ったばかり。調整面でもアドバンテージがある。國崎良春、出畑孝典、里岡右貴らも、地元水面では活躍必至だ。遠征勢を引っ張るのは、当地2連覇の懸かる三嶌誠司。速攻力を生かして地元勢に迫る。同じ四国勢の秋山広一、佐々木和伸、中岡正彦の3名も水面攻略に自信あり。さらには当地GⅠで優出歴がある山田康二、優勝争いを外さない山本寛久、別府昌樹、青木玄太らも有力な優勝候補。遠征勢トップの当地V4を誇る北川幸典は、優出数でも遠征勢トップの数字を残しているうねり巧者だ。
5107 松本真広
伸び足を重視した調整で水神祭を狙う!
今シリーズは全国屈指の福岡巧者たちが勢ぞろいしており、当地優勝歴がないのは登録番号の下から4名のみ。この4名は厳しい戦いを強いられそうだが、地元の若手にとっては経験値を積むのにいい機会だ。なかでも注目したいのは、デビュー4期目の松本真広。まだ初1着は挙げられていないが、2021年後期審査期間は2着2本、3着3本と舟券絡みが増加。2022年前期審査期間もここまで3着3本と各地で奮闘している。その結果、新期はB2級の脱出が有力な状況と、緩やかながら着実に成長していることが分かる。また、最近は調整面でも努力する姿が多く見られ、芦屋正月戦ではチルト0.5を試したことも。 結果は伴わなかったが、その後も伸び足を重視してチルト1.0や1.5でレースに臨む回数が増えている。初勝利へのどん欲な姿勢は、最近の若手レーサーでは珍しい。まずは目標でもある外コースからの水神祭へ向けて、全力を尽くす。