1月3日(月)・4日(火)・5日(水)・6日(木)・7日(金)・8日(土)
2022年の開幕戦は、地元強豪レーサーが集結する里帰り戦。そのほとんどが2月当地のG1九州地区選にも出場する。新年好スタートを切るのはもちろん、九州チャンプ襲名に向けて調整を試す絶好の機会だ。篠崎仁志の当地実績はいまさら説明の必要もなく、福岡水面での強さは全国トップクラス。今回も優勝争いを引っ張る。兄として負けられない篠崎元志は、5年半ぶりの地元Vへ気合が入る。当地里帰り戦で優勝実績を持つ山一鉄也、平田忠則、江夏満、里岡右貴、池永太、松崎祐太郎に、21年当地V2の益田啓司らも九州地区選へリズムアップを図りたい。クイーンズクライマックスから連続出場の小野生奈と中川りな(シリーズ)の女子コンビは、調整面にアドバンテージ。一方で中辻崇人、松村敏、松田大志郎の3名は地区選不参加だが、中辻と松田は21年10月戦で優勝したばかり。松村も20年の正月戦を制しており、有力な優勝候補だ。
4773 中川りな
史上2人目の当地里帰り戦制覇に期待!
21年は5月江戸川でデビュー初優勝を飾り、10月芦屋ではオール3連対と力強い走りで2度目のVゴール。新勝率は自己最高となる6.22を残した。さらに当地クイーンズクライマックスシリーズには賞金ランク15位で出場し、ドリーム発進で飛躍の年となった。今節がA1級として初めてのレースとあって、その走りっぷりに注目が集まる。これまでの優勝2回はともに女子が相手だったが、混合戦でも通算4度の優出歴があり、当地でも20年10月戦で優出歴がある。モーターパワーを引き出して勝負する中川にとって、軽量の利も生かせる混合戦は自身の持ち味をフルに発揮できる。21年のお盆戦で大山千広が女子史上初となる当地里帰り戦で優勝したが、中川にも混合戦初Vはもちろん、里帰り戦制覇ができるだけの力は備わっている。今年こそ女子の賞金ランクトップ12入りへ向けて、まずは史上2人目の偉業達成で歴史に名を刻んでみせる!