2月6日(日)・7日(月)・8日(火)・9日(水)・10日(木)・11日(金)
福岡、佐賀、長崎の3支部が激突するG1九州地区選。当地V13の実績を誇る篠崎仁志、7年連続最高勝率の峰竜太、SGメモリアルVで完全復活を印象付けた原田幸哉ら、各支部のエースが優勝候補に挙がるが、今回は違う視点で注目選手を挙げたい。地区選は3月大村クラシックの出場権を賭けたラストバトルだ。SG常連組で出場権を手にしていないのは、前出の篠崎に、岡崎恭裕、桑原悠、仲谷颯仁ら。特に桑原は当大会にめっぽう強く、目下3連続優出中で2連覇の実績も際立つ。好相性の大会で地元SGの出場権確保へ。九州地区選はG1初優勝者の誕生も多く、近年では前出の桑原と仲谷に、赤坂俊輔、川上剛、今井貴士らがG1覇者の仲間入りを果たしている。SG戦線でも活躍が増えている上野真之介を筆頭に、江夏満、渡辺浩司、下條雄太郎、古澤光紀、岡村慶太、塩田北斗らは、G1タイトルを獲得できるだけの実力は備わっている。
4193 郷原章平
相性抜群の水面でG1初優勝を目指す!
全国でもトップクラスに相性のいい水面で、再び記念戦線定着へのキッカケをつかむ。純地元は生まれ育った芦屋だが、通算V26のうち実にV9が福岡水面でのもの。当地通算V数も現役選手ではトップ10に入っており、そのほとんどが当地を純地元にしている選手たちだ。出走回数も600走を超えている選手が多いなか、郷原は408走しかしていないなかでの実績とあって、相性の良さが分かるだろう。さらに通算優出18回で9回の優勝と、優勝確率50%とかなり高い。近況も力強い走りを取り戻しており、そのキッカケとなったのが前回11月戦での優勝だ。自身3年ぶりの優勝に「めちゃくちゃ、うれしい」と喜びを爆発させていた。G1出場は昨年1月の江戸川周年以来で、九州地区選は8年ぶり。通常のG1以上に猛者がそろうのが九州地区選だが、得意水面なら力負けはしない。節目の当地V10&G1初Vを決めて、10年ぶりとなるSGの出場権をつかみ取る!