2月15日(火)・16日(水)・17日(木)・18日(金)・19日(土)・20日(日)
今シリーズはタイトル通り、全国から水面巧者が集結。出場選手のおよそ半数の選手に当地優勝歴があり、いつも以上に激戦が繰り広げられそう。田頭実は地元水面なので当然とも言えるが、当地はSG、G1を含め通算V9の実績。近況は決定力の高さも取り戻しつつあり、昨年は自身2年ぶりとなる優勝を含めて年間V5をマーク。今年も1月芦屋で優勝するなど、勢いも加速中だ。遠征勢では、三嶌誠司と田村隆信の四国コンビが脅威。ともに当地は優勝3回の実績があり、通算勝率では田頭を抑えて三嶌が1位、田村が2位だ。吉田一郎と別府昌樹も、当地は優勝2回と好成績を収めている。宮崎奨と北山康介は出走機会こそ少ないが、うねりを苦にしないタイプだけに、モーター次第では上位争いに食い込んでくる。渡邊伸太郎と井川大作の両者は、本調子には遠い近況が不安要素。それでも優勝4回の得意水面ならば、不調関係なしの活躍を見せてくれそうだ。
3566 川添英正
久しぶりの地元制覇へ持ち味を発揮する
近年はA2級とB1級を行ったり来たりと、やや不本意な走りが続いているが、元々はA1級の常連でG1優出歴もある実力者。特に当地はデビュー初出走に初優出も果たしている記念すべき水面で、通算では3回の優勝実績もあるなど、好不調に関係なく活躍の多い純地元水面だ。昨年10月戦は予選こそ突破できなかったが、10走中9走で舟券に貢献し、11月戦もパワー不足ながら随所で粘り強い走りを見せて上位争いに食い込んだ。さらに地元強豪が集結した正月戦では、逃げとまくりで3勝をマーク。準優勝戦は途中まで優出争いを演じての3着と見せ場をつくった。近況のリズムも悪くないだけに、今シリーズは15年5月のGW戦以来となる当地優出はもちろん、09年5月のGW戦以来となる当地制覇へ気合は十分だ。最大の持ち味でもある追い上げの利く走りが披露できる出足、回り足がきていれば、その可能性はグッと高くなる!