5月26日(木)・27日(金)・28日(土)・29日(日)
前節に続いて今節も4日間の短期決戦。予選期間は2日間しかなく、実力者や近況好調者がそのままシリーズを引っ張る可能性が高い。中心に立つのは、今年のSG開幕戦・大村クラシックでSG3連続優出を果たした中島孝平だ。宮島オールスターは不参加だが、6月の唐津グラチャンでのSG4連続優出へ向けて、一般戦のここは格の違いを見せつける。その中島と同じSG覇者の柳沢一は当地実績も抜群で、一般戦は目下9連続優出中で優勝も2回ある。パワー戦に定評のある清水敦揮と市橋卓士に、本格化の兆しを見せる山田祐也と権藤俊光ら、遠征勢はタレントぞろいだ。地元の看板を背負う川上剛も黙ってはいない。昨年4月の徳山でおよそ4年ぶりの優勝を決めると、芦屋GW戦を含めて最近1年で優勝3回と完全復調を示す。ほかでは、間嶋仁志が新期A1級復帰と好リズム。松本一毅は2期連続でステップアップを果たし、7月からA1級初昇級の注目株だ。
5081 篠原飛翔
当地フレッシュルーキーが見せ場つくる
デビュー7期目を迎えてグングン上昇中の地元ホープが、強力遠征勢に立ち向かう。6期目の2022年後期審査期間は勝率4.69を残し、デビューから勝率は右肩上がり。170センチの長身から繰り出す豪快なターンが持ち味で、調整面でも非凡なセンスを感じさせる。また、今年から当地フレッシュルーキーに任命されたことで意気盛んだ。当地は追加を含めて今年6度目の出場で、来月行われるG3ウエスタンヤングへの出場も決定済み。過去5戦では予選突破こそ果たせていないが、今年の当地勝率は5.16をマーク。これは前出した2022年後期審査期間の勝率を上回る数字。さらに2連率は約30%、3連率は50%を超えており、フレッシュルーキーとしての役目は十分に果たしていると言える。2023年前期審査期間は勝率5点台はもちろん、A級初昇級も決して大きな目標ではない。今後も出場回数が多くなる地元水面でキャリアアップを目指す!