6月11日(土)・12日(日)・13日(月)・14日(火)・15日(水)・16日(木)
兵庫支部~長崎支部の若手レーサーが集結する年に1度の「ウエスタンヤング」。優勝者には9月多摩川で開催されるプレミアムG1「ヤングダービー」の出場権が与えられる。過去8大会は福岡支部が第1回から5連覇を果たし、第7回を含めて通算V6と他支部を圧倒。残りは香川支部と長崎支部が1回ずつとなっている。今大会も選考期間(昨年5月~今年4月)の勝率トップ3は福岡支部が独占。2022年前期審査期間に続いて2022年後期審査期間も自己最高勝率を更新した羽野直也を筆頭に、昨年の当地クイーンズクライマックスで優出した渡邉優美、トップ戦線で奮闘中の仲谷颯仁が上位を形成する。中田達也も6枠ながらドリーム発進と成績上位だ。新期A1級3名の福岡支部に対して、5名を擁する香川支部勢が対抗格。なかでも石丸海渡と近江翔吾は当地実績も十分だ。女子の中村桃佳も完全復調を示す近況が頼もしい。
4958 溝口海義也
デビュー初Vへ向けて積極的に仕掛ける
デビュー6年目の地元ホープが近年は着実に地力を強化しており、2022年前期審査期間は勝率5.62を残してA2級初昇級。続く2022年後期審査期間は勝率5.75と右肩上がりだ。特に今年に入ってからの伸び率が高く、ここまで127走して1着26本と白星が急増中。昨年1年間の1着数が33本だったのを考えると、決め手に磨きをかけているのが分かる。また大敗の少なさも魅力のひとつで、昨年は6着が13本、今年は6本と特筆すべき数字だ。目に見えて成長している現状の勢いがあれば、念願のデビュー初優勝も時間の問題だろう。それが今大会であっても不思議ではない。特に福岡3場では初めてのウエスタンヤング開催とあって、「いつもは枠なりだけど、今回は地元開催なのでコース取りから積極的に行くつもり」と気合も十分だ。上位勢を相手にしっかりと結果を残す!