9月16日(金)・17日(土)・18日(日)・19日(月)・20日(火)
9月中旬の今シリーズは4日間の短期決戦で優勝が争われる。深川真二は7月宮島で今年3度目の優勝を決め、近況勝率も7点超えと好ペース。前回7月戦は優出こそ逃したが、最終日連勝を含めて節間7勝マークと決め手の鋭さを見せつけたばかりだ。重成一人も7点勝率マークと好調で、8月下関では代名詞とも言える鮮やかなまくり差しで今年初Vを達成。7月戦(欠場)では見られなかった深川との直接対決は楽しみのひとつだ。このシリーズ2強を迎え撃つのは、渡辺浩司と永田啓二の地元A1級コンビで、ともに地元水面での実績は周知の通りだろう。日高逸子と沖島広和はやや精彩を欠く近況だけに、走り慣れた地元水面で巻き返しを図りたい。ほかでは、鋭い自在戦で上位着を奪う尾嶋一広が優勝争いに食い込む。また、前野竜一は近況リズムこそひと息だが、8月1日の下関では好モーターを味方に優勝しており、機力次第では侮れない存在となる。
5162 松尾怜実
当地での初1着をキッカケに急成長中!
勝ち味を覚えてグングン成長中の地元レーサーに要注目だ。デビュー3期目までは2着と3着が1本ずつとプロの壁が立ちはだかっていたが、4期目の今期は当地6月戦で水神祭を達成。この初1着が大きな自信となり、続く丸亀では3コースまくり差しで2勝目をゲット。さらに枠主張が基本の6月江戸川を走ったことがキッカケとなって枠なりにも挑戦。2日目には欠場艇が出たことで前半も後半もイン戦に。初のイン戦となった前半は5着に敗れたが、後半はトップスタートから逃げ切り勝ち。その後も8月若松まで節間1勝を挙げ、初1着から5節で白星5個をマークした。追加出場の前回8月戦は1走目にフライングを切ってしまい1着は奪えなかったが、Fを抱えながらも安定したスタートを決めて3着2本と奮闘するなど、選手としてひと回りもふた回りも成長している。今回も速いスタートは踏み込みづらいが、活発な走りで当地2勝目をめざす。