10月5日(水)・6日(木)・7日(金)・8日(土)・9日(日)・10日(月)
全国から当地優勝歴を持つ水面巧者たちが集結する企画シリーズ。前回は池永太、前々回は篠崎仁志と地元勢が優勝しており、今回も福岡支部勢に実力者がそろっている。昨年当地で優勝2回をマークした益田啓司は、今年も3月戦で優勝。さらに正月戦と2月九州地区選でも優出するなど、地元水面での強さは本物だ。石川真二は7月戦で優勝戦1号艇を獲得したが結果は悔しい4着。雪辱を果たすべく気合が入っている。当地V10を誇る平田忠則、お盆戦で優出した古澤光紀に、4月戦で準優勝と好走した岩崎正哉らも優勝候補だ。大ケガを乗り越えて完全復調を示す竹井貴史も楽しみだ。遠征勢では、近況勝率7点台と好調な原田篤志をはじめ、8月児島で1年半ぶりの優勝を決めた服部幸男、当地では好走の多い中島友和と大久保信一郎の佐賀コンビら、濃いメンバーたちが地元勢に襲い掛かる。
4102 益田啓司
年間タイトル獲得へ1着のみをめざす!
今年も残り3カ月を切り2022年の年間表彰も気になってくる頃。益田啓司は今シリーズの主力としても注目を集める存在だが、今年はここまで絶好調モードで突き進み自身初の最多勝利も狙える位置につけている。現在の1着数は88本で、1位の新開航との差は12本。両者のあっせん状況を確認すると、益田は一般戦が続くのに対して、新開はG1が2節入っているだけにペースダウンする可能性は少なくない。この状況は益田にとって有利に働きそう。地元なら当然ともいえるが、出走回数の多い当地では今年22勝(1着率は45%)を挙げており、特に正月戦と3月戦では7勝マークと白星を量産している。また、次走の唐津でも今年は10勝(1着率は50%)と好成績を収めている点は見逃せない。1着数を伸ばす条件はそろっており、これまで手が届かなかったタイトル獲得への期待は膨らむばかり。まずは走り慣れた地元水面でさらなるペースアップを図る。