11月13日(日)・14日(月)・15日(火)・16日(水)・17日(木)・18日(金)
11月最後のG1レースとあって、最大の注目は大村SGグランプリへの出場権争い。最近3年間の最終ボーダーは6300~6700万円台で、2nd発進となるベスト6以内のボーダーは9300~9500万円台となっている。今年ここまで特別戦V3を挙げて現在賞金3位の馬場貴也は、ここで優勝すれば2nd発進が確実な状況だ。桐生順平は尼崎SGオーシャンカップでの優出を皮切りに、9月に福岡、10月に尼崎、児島とG1戦3連続優出を果たして賞金9位に浮上。勢いのまま2nd発進を狙う。10月平和島で今年2度目のG1制覇を飾った羽野直也と10月にびわこと平和島の両G1優出でリズムアップ中の瓜生正義に、粘り強い走りを見せている中島孝平は、このまま18位以内をキープしたい。一方で篠崎仁志、深谷知博、寺田祥、篠崎元志、前本泰和、辻栄蔵らは出場圏内につけている鳴門SGチャレンジカップを前に、ここで賞金アップをめざす。
4932 新開航
G1初制覇でさらにキャリアアップへ!
大ブレイク中の地元若武者が、勢いのままG1タイトルホルダーの仲間入りをめざす。今年は念頭から快調に飛ばしており、1月~7月まで7カ月連続で優勝という素晴らしい記録を達成。月またぎだった6月芦屋MB大賞では恵まれという形ながらG2初優勝も飾った。その後も9月鳴門と10月唐津ルーキーSで2節連続優勝を決めるなど、通算V13のうち今年だけでV9と固め打ち。もちろん優勝数は全国トップで、優出数15回は5位タイ。さらに1着数は2位以下に10本以上の差をつけてトップに立っている。この調子なら年間表彰の対象となる「最多勝利」のタイトルは手中にしているといっても過言ではない。G2初制覇で来年3月の平和島SGクラシックの出場権も手にしているが、大村のGPシリーズも出場圏内とあって、そちらでひと足先にSGデビューとなりそう。数々の自己記録を更新している今ならG1初優出、そしてさらに上のG1初優勝も十分に可能だ。