12月26日(月)・27日(火)・28日(水)・29日(木)・30日(金)
今年のボートレース福岡の最終戦には、香川支部から好調レーサーが多数参戦。重成一人は現階級こそA2級だが、新勝率7点台を残してA1級復帰が決まっている。1月の「スポーツニッポン杯」にも出場予定で、まずは実績断然の今シリーズを制して2カ月連続Vの挑戦権を得る。竹田和哉は5期連続でA1級キープと地力を底上げしており、中村日向は半年でのA1級復帰とリズム上昇中。好調香川勢に挑むのは、びわこ地区選Vを含めて今年G1優出3回とブレイク中の是澤孝宏。当地は昔から「好きな水面」と話す通り、一般戦では過去に2連続Vの実績。同じ滋賀勢では、6枠で当地V歴がある谷川祐一が侮れない存在となりそう。一方で、間嶋仁志は精彩を欠く近況の悪い流れを断ち切る必要がある。地元勢で注目は、着実に成長中の篠原晟弥。昨年当地でのデビュー初優出は同タイトル戦とあって、縁起のいい大会で今度はデビュー初優勝を狙って全力アタックだ。
5209 小野京平
伸びしろ十分の地元若武者の走りに注目
21年11月デビューから1年が経過。2期目の8月児島では6コースからまくり差しを決めて初1着を挙げ、19万舟券超えのビッグ配当を提供。まだ2勝目はできていないが、追加出場の当地11月戦では3走目に5コースから展開をとらえて2着取り。同月の唐津でも1走目に2着取りを果たして万舟券に貢献すると、最終日には6コースから3着に食い込んで再度、万舟券に絡んだ。道中の走り方に課題はあるものの、1マークの判断力にはセンスを感じるレース内容を見せており、今後の成長が楽しみな選手のひとりだ。今シリーズはA1級レーサーが少ない上に、B2級レーサーが16名もいる混戦模様となっており、いつもより同格相手のレースが増えそう。その状況なら旋回力で見劣ることはなく、むしろ優位に立てる可能性は十分にある。さらに地の利も加わるとなれば、デビュー2勝目を挙げても不思議ではない。節間を通して要注目の存在だ。