6月3日(土)・4日(日)・5日(月)・6日(火)・7日(水)・8日(木)
自身初のSG制覇となった13年5月の当地オールスターを含めてSG優勝3回を誇る新田雄史が、一般戦のここは格の違いを見せつける。今年も2月若松、3月と5月桐生で優勝ゴールを決めるなど存在感を示している。その新田と同じく近況好調なのが小野達哉だ。2月住之江の近畿地区選で自身2度目のG1優出を果たし、4月児島では優勝と上昇気流に乗っている。ほかでは、スピードターンで強攻突破してくる立間充宏、坂元浩仁、村上遼の3名に、機敏なさばきで大崩れがない古結宏、高勝率をマークして新期A1級復帰を決めた三浦敬太らが上位を固める。宇佐見淳と赤羽克也も新期A1級と好リズムだ。長谷川雅和はわずかにA1級勝率に届かなかったが、調子の良さはA1級復帰勢にも引けは取らない。迎え撃つ地元勢は、自身最長の8期連続A1級と安定感が増してきた里岡右貴、パワー勝負で見せ場をつくる奈須啓太の96期コンビが、同じく同期の新田に挑む。
4463 三苫晃幸
純地元水面で自身2度目の優勝をめざす
A1級復帰へ向けて最高のスタートを切った。今期初戦となった当地GW戦では今後注目の27号機を引くと、前検日から軽快な行き足を披露。初日は4、6枠ながら3着2本と実戦向きの舟足を見せ、その後も大崩れのない走りで予選を突破。準優勝戦は渡辺浩司、塩田北斗ら地元A1級を相手に競り勝って優出した。優勝戦は見せ場をつくれず5着に終わったが、節間を通してみれば今後の活躍を期待させるだけの内容だったのは間違いない。さらに2カ月連続出場で、温水パイプが外れた現行モーターを経験することを考えれば、GW戦以上の成績を残すことも十分にあり得る。福岡市西区グループに所属している三苫にとって福岡は地元3場の中でも思い入れのある水面。昨年9月の大村でデビュー初優勝は達成済みだが、純地元水面での優勝はデビュー当時からの悲願だ。地の利をフル活用して当地初制覇、そしてA1級復帰へ向けてさらにペースを上げる!