7月13日(日)・14日(月)・15日(火)・16日(水)・17日(木)・18日(金)
主力を務めるのは川野芽唯と小野生奈の地元A1級コンビ。ともに6月戦では優出こそ逃したが、モーター調整には手応えをつかんだ様子で、舟足の仕上がりは上位の部類に入っていた。女子屈指の旋回スピードを誇る両者が、走り慣れた地の利も生かして”優勝”を約束する。昨年の当地オールレディースを制した深川麻奈美や、完全復調へ順調に歩みを進める竹井奈美、前期勝率6点台と成長著しい米丸乃絵、実力確かな中川りなと戸敷晃美も地元水面で躍動するか。遠征勢で注目は、近況好調な土屋千明。前期勝率は出場選手トップで、8月に行われる浜名湖PG1レディースチャンピオンではドリーム出場も決まっている。高いレベルの走りを見せている細川裕子、長嶋万記、鎌倉涼、清水愛海も当然、有力な優勝候補に名前が挙がる。前出の細川と同じく、昨年の当地レディースチャンピオンで優出した藤原菜希と櫻本あゆみに、中谷朋子と今井裕梨も上位の一角だ。
5203 神里琴音
当地フレッシュルーキーが期待に応える
福岡水面で行われるレースで地元勢が気合を入れて臨むのは当然のことだが、その中でも人一倍、今節に懸ける思いが強いのは今年から当地フレッシュルーキーに任命された神里だ。女子選手が地元レースを走る機会は女子戦と混合戦に限られており、今節が今年初参戦となる。フレッシュルーキーに選ばれたことに加えて、2月の浜名湖スピードクイーンメモリアルには福岡推薦でG1初出場を果たし、5日目には初1着を挙げるなど、貴重な経験をさせてもらった。まだまだ成長途上ではあるが、2期前には5点近い勝率を残すなどポテンシャルは十分。また、同じく今年から当地フレッシュルーキーに任命された城間盛渚が選出以後に成長を感じる走りを見せていることを考えれば、神里に懸かる期待も自然と大きくなってくる。活躍の場を広げてくれた恩に報いるためにも、今節は自身初のベスト6入り、そして初優勝という記念すべき1節間にすることが最大の恩返しだ!