11月25日(火)・26日(水)・27日(木)・28日(金)・29日(土)・30日(日)
2025年の賞金王争いもいよいよ佳境を迎える。年末の住之江グランプリ出場を懸けた最後の大会で注目すべきは、GP制覇を成すためには絶対に必要な2nd発進の6枠。今大会の出場選手が決まった時点での賞金トップは佐藤隆太郎だが、F休みのため出場できず。となれば、その佐藤を僅差で追う2位の池田浩二、そして3位の茅原悠紀がGP2ndの1枠に最も近い存在。津ダービーでSG初制覇を飾って4位に浮上した末永和也、5位の桐生順平も賞金額は1億を超えており、優勝すれば1枠が手に入る重要なシリーズだ。レディースチャレンジカップは選出順位トップの絶対女王・遠藤エミには逆らえない。当大会は通算V4の実績を誇り、当地は昨年のレディースチャンピオン制覇と水面相性も申し分ない。このままクイーンズクライマックスまで突っ走る。賞金上位の平高奈菜、守屋美穂、渡邉優美、鎌倉涼、川野芽唯による残りひとつの1枠争いにも注目したい。
4848 仲谷颯仁
SG初Vを地元で決めてグランプリへ!
今年の賞金ロードは九州旋風が吹き荒れており、今大会は地元の福岡支部から最多の5名、お隣の佐賀支部も5名が出場する。その中で大会初出場となるのは仲谷颯仁、塩田北斗、末永和也の3名。そこでピックアップしたいのが仲谷だ。今年は2月大村地区選で2度目の九州チャンプに輝くと、8月若松のメモリアルではSG初優出を達成。さらに10月の当地戦で自己最多の年間V6に到達するなど充実した1年を過ごしている。これは最も身近な先輩・西山貴浩の活躍はもちろん、同期の活躍も大きな刺激に。「西山貴浩さんのSG初優勝が刺激になった。それに昨年は同期の関浩哉くんがグランプリで優出したし、今年は佐藤隆太郎くんがSG連覇。今年はグランプリに行きたい思いが強い」。そのためにも、今大会はベスト6入りがノルマ。10月戦を圧倒的な強さで制したことで調整面にも確かな手応えをつかんでおり、優出どころかSG初Vを成し遂げる予感がする。