12月5日(金)・6日(土)・7日(日)・8日(月)・9日(火)・10日(水)
地元の高倉和士がシリーズリーダーを務める。A1級勝負駆けとなった今年4月の当地戦では最終日に1号艇でまさかの大敗を喫して現在はA2級だが、巻き返しを誓った前期は3期ぶりとなる7点勝率をマーク。完全復調を示す今、誰が相手でも大きな存在感を放つ。その高倉にとって強敵となるのは、トップ戦線で活躍中の長田頼宗。こちらも新勝率7点台と安定感の高さは変わらずだ。同じ東京支部の福来剛も高勝率マークとコース不問の走りは健在。杉山貴博は来期A2級降級だが、新期初戦の津でベスト6入りを果たして反撃を開始している。小山勉、島田賢人、飛田江己の埼玉トリオの実力も確かで、関東勢が優勝戦の好枠を独占する可能性は十分にある。ほかでは、中田元泰と上條嘉嗣が来期もA1級と好調を維持しているが、北川潤二はA2級降級に。ただ、北川は今年4月戦でデビュー初V以来の当地制覇を飾っており、相性のいい水面で軽視はできない。
4189 川上剛
A1級復帰をめざしてペースアップだ!
今期こそA1級復帰が至上命題だ。2025年前期審査期間に勝率5.73でA2級に降級すると、2025年後期審査期間は勝率6.08、そして2026年前期審査期間は勝率6.00で、3期続けてA2級に。これまでA2級降級は3度あったが、いずれも半年後にはA1級復帰を決めてきただけに、この状況には危機感を覚えている。精彩を欠く原因のひとつとなっているのが、期初めになかなかスタートダッシュが決められなかったこと。しかし、期が替わった今期は初戦の11月芦屋を制して最高のスタートを切り、開幕3連勝を含めて8戦6勝と内容も抜群。純地元水面での活躍がA1級復帰への足掛かりとなるのは間違いない。芦屋に限らず地元3場では気迫あふれる走りを見せることが多く、当地も通算優出15回で優勝2回と好実績。10月戦では節間5勝を挙げて優出したばかり。水面実績は出場レーサーの中で断トツとあって、さらなるペースアップを図る!