12月25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)・29日(月)・30日(火)
今夏の若松メモリアルで4回目のSG制覇を成し遂げ、直前の住之江グランプリでの活躍にも期待が懸かる白井英治の参戦で注目を集める今年の最終決戦。その白井に堂々と立ち向かえるのは、同じくSG4冠の実績を誇る湯川浩司だろう。ともに当地実績も申し分なく、ハイレベルな優勝争いになるのは間違いない。地元勢で互角の戦いに持ち込めるのは、田頭実と石川真二のベテランコンビ。田頭は当地を走ればまだまだトップレーサーに引けは取らない底力があり、当地3連続Vは射程圏内だ。一方の石川も当地は今年4戦して優出3回と抜群の安定感を誇る。ほかでは、当地で好走が多い岡村仁、小野達哉、村上遼の3人に、高勝率を残して1月からA1級に復帰する権藤俊光が歴戦の猛者たちに果敢に挑む。半年でのA1級復帰へ気合が入る坪口竜也や、キャリアハイの勝率を残して意気上昇中の森晋太郎、将来性豊かな佃來紀らの走りにも注目したい。
5337 出畑孝成
好走必至の地元水面で2回目の優出へ!
父であり尊敬する選手でもある出畑孝典譲りの豪快なレースで着実に成長を遂げている。デビュー2期目の昨年9月福岡で初1着を挙げ、3期目の今年2月鳴門ではデビュー初優出に成功。この経験が自信となり、3節後の当地3月戦では自身初となる2連勝を含めて節間3勝をマークし、今後の活躍が楽しみなレースぶりを見せてくれた。しかし、4期目の前期は伸び足を重視した調整がうまくいかず、自身の特徴を生かしたレースができない日々が続いた。期間未勝利のまま迎えた最終戦の10月当地戦も前検、初日と「伸びる感じがない」と苦戦が予想されたが、3走目に約7カ月ぶりとなる白星を挙げると、「伸びが良くなった」とようやく自身のスタイルを生かせる動きになり、4走目にも白星を奪ってみせた。続く5走目は痛恨の勇み足となったが、久しぶりの白星が追い風となり、11月からの今期は2節を消化して3勝マークと好走中。この勢いに乗って地元水面でも大暴れしてみせる!