11月7日(月)・8日(火)・9日(水)・10日(木)・11日(金)・12日(土)
今年は波乱万丈だった峰竜太。5月尼崎のオールスターでは優出3着と順調だったが、6月鳴門のオーシャンカップ準優1枠でF。SG4大会の選出除外とF休み明け3カ月間はG1、G2を走れなくなった。そんな中、峰は休み前に9月芦屋周年をオール3連対でイン逃げ優勝、賞金ランキングでも好位置につけた。10月24日現在は17位。しかしSGの福岡ダービーを走れない峰に対し、ダービー組が抜いていく。ダービーの宴が終わった直後の福岡水面を峰が走るわけだが、いいレースを見せたいという気持ちで走る峰が今節を席巻!峰は福岡水面で11年メモリアルと13年オールスターで優出2着の実績がある。 地元の沖島広和は当地3連続優出中(優勝1回)、枝尾賢も当地2連続優出中。渡邉睦広は47歳にしてデビュー以来の最高勝率。鈴木賢一は平和島の匠シリーズを制し「新鮮な気持ちになった」と笑顔。
4402 乙藤智史
勝率6点台にカムバックの乙藤智史!
2016年後期にはF2で勝率4点台に急落した乙藤智史。目標スタートをコンマ20に設定するしかないほど追い詰められたが、5月から始まった2017年前期では勝率6.04(10月24日現在)にまで回復。自己最高勝率は2014年前期の6.77だが、その好調時に迫るほど自分の形のプロペラが当たり出している。 乙藤が新聞紙面をにぎわせたのは2009年8月。福岡のピットにいたら大きさ約50センチ、重さ18キロものワニカメが泳いでいるのを発見し「怪獣出現?」「ワニガメが出走?」と地元紙のユニークな見出しが躍った。この節の乙藤は節間4勝し、優勝戦は自身初の1枠(結果6着)になるなど亀を助けた浦島太郎・乙姫様の伝説とかぶったものだった。近況トップスタートは減った乙藤だが、多彩な戦法で展開を突く。温水パイプが取り付けられる予定の今節、乙藤の調整力に期待したい。