サマータイムで行われてきたボートレース福岡のG3「オールレディース　LOVE　FM福岡なでしこカップ」は、12日が最終日。白い勝負服で登場した川野芽唯（福岡36歳）が自身2年3カ月ぶり、当地では15年12月のG1クイーンズクライマックス以来となる優勝を飾った。進入は枠なりの3対3。1コース・川野芽唯、2コース・渡邉優美、3コース・犬童千秋の地元トリオがゼロ台の鋭いスタートを決めると、一目散に先マイ態勢を築いた川野が先制。渡邉が2コースから鋭い差しハンドルでとらえにかかったが、持ち前のスピードターンを見せた川野には一歩届かず。川野が完璧なレース内容で8月津で行われるG1レディースチャンピオンの優先出場権を手にした。2着はそのまま渡邉がキープ。犬童千秋と田口節子による3着争いは、1周2マークで犬童が田口を回しての差しで逆転を狙ったが、その内に香川が見えて攻め切れず。田口が3着に浮上した。