サマータイムのボートレース福岡「日本モーターボート選手会長杯争奪戦」は、17日が最終日。予選トップ通過を果たして準優12Rも白星を挙げた山田康二（佐賀35歳）が、最後も力強く押し切って王道Vを飾った。スリット隊形は6コースの高野哲史だけが少し立ち遅れたが、1～5コースは1艇身前後の好スタート。スリット後は全速のスタートを決めた4コースの丸岡正典が少し伸びたが、スロー勢も伸び返して1マークの攻防に突入。インから先マイ態勢に持ち込んだ山田に対して、2コースの赤羽克也がまくり敢行。それでも山田がしっかりとけん制して押し切りに成功し、当地では2月戦に続く優勝ゴールを決めた。3コースから差しに切り替えた石倉洋行が2着を確保。3番手は赤羽と武富智亮が競り合っていたが、両者とも1周2マークで互いを意識しすぎてオーバーターンに。小回り旋回で浮上してきた丸岡が、2周2マークで赤羽を競り落とした。