ボートレース福岡のG3「福岡ソフトバンクホークス杯」は、6日が最終日。初日連勝発進からシリーズを引っ張ってきた羽野直也（福岡28歳）が、最後も優勝戦1号艇の期待に応えた。進入に動きはなく枠なりの3対3。1コースの羽野直也がコンマ07のトップスタートを決めると、そのまま1周1マークまでにグイッと伸ばして先マイ。誰の攻めも寄せ付けない完璧な逃走劇で先頭に立つと、周回を重ねる度に後続との差を引き離してゴールし、当地初優勝とともに福岡3場制覇を達成。勢いのまま乗り込む住之江グランプリでの活躍にも期待が膨らむ結果となった。2番手争いは1周バックの時点では坂元浩仁が優位に立っていたが、1周2マークで北山康介と安東幸治が好旋回を見せて3艇並走に。その内からグイグイと伸ばしてきた宮本夏樹が加わって2周1マークの攻防へ。安東は攻め遅れる形で後退し、2周2マークで接戦を抜け出してきた北山が2着を確保した。