今節よりサマータイム開催となり、さらには新モーター、新ボート、新プロペラの初下ろしとなった「福岡県知事杯争奪　福岡都市圏開設34周年記念競走」。25日に行われた優勝戦は事故レースとなったが、宮地元輝（佐賀37歳）の当地6回目の優勝で幕を閉じた。進入に動きはなく枠なりの3対3。インの近江翔吾、3コースの梶山涼斗、4コースの宮地がゼロ台の鋭い踏み込みを見せ、残る3名もコンマ10台前半のスリット合戦から1マークを先頭で抜け出したのは近江。2番手に宮地と下條雄太郎が続いて1周2マークの攻防へ。先マイを果たした近江を相手に、逆転を狙った宮地の鋭い差しが入りかけたが一歩届かず。そのまま近江がリードかと思えたが、ターン出口で波に引っかかりまさかの転覆で妨害失格。恵まれという形ながら宮地が先頭に躍り出た。2着には下條、3着には2周1マークで秦英悟を競り落とした池田剛規が浮上。3連単万舟券での決着となった。