サマータイムで開催されてきたボートレース福岡のG1「福岡チャンピオンカップ開設72周年記念競走」の優勝戦が18日に行われ、シリーズをリードしてきた石渡鉄兵（東京50歳）が6回目のG1制覇を飾った。コース取りに動きはなく、枠なりの3対3で全艇が発進。インからコンマ09のトップスタートを決めた石渡が一目散に逃走態勢を築いたが、旋回中に波に乗ってターンマークを外す形に。その懐をズバッと切り込んだ篠崎元志が1周バックで石渡をとらえてバック並走。両者の一騎打ちになると思われたが、最内からグングンと伸ばしてきた宮地元輝と、それを押さえにいった篠崎が2マークで接触。大きく空いた2マークを冷静な旋回で切り込んだ石渡がトップに躍り出た。1周バックで4番手だった茅原悠紀が2着に浮上し、2周1マークで中島孝平と新田雄史を振り切った宮地が3着を確保。また、篠崎は1周2マークでの接触の影響で転覆失格となっている。