サマータイムのボートレース福岡「東京・大阪・福岡三都市対抗戦　九州スポーツ杯」は、24日が最終日。各支部から2名ずつが進出した12R優勝戦は、白いカポックで登場した奈須啓太（福岡41歳）が有終の美を飾った。スタート展示も本番も枠なりの3対3。インの奈須と4コースの庄司樹良々がコンマ06のトップスタートを決め、ダッシュ分で少し伸びた庄司がまくり勝負に出たが、3コースの平田が抵抗して先まくり。この両者が競り合う間に奈須がターンマークをしっかりと回って首位浮上。1周バックで早くも独走態勢に持ち込み、2月芦屋以来、今年2度目のVゴールを果たした。平田と佃來紀による2番手争いは2周ホームで佃がリードしたが、ここから平田が猛烈な追い上げを披露。3周1マークで完全にとらえると、ゴール前まで続いた接戦を制して地元ワンツーでの決着となった。また、支部別対抗戦も福岡支部が制して完全制覇を達成した。