ボートレース福岡の「東京・大阪・福岡三都市対抗戦　福岡J・アンクラス杯」は、27日が最終日。ホーム追い風4メートルが吹く状況で行われた優勝戦は、篠崎仁志（福岡35歳）がインから完封劇を披露。自身が持つ当地V数の現役最多記録を更新する16回目の優勝を決めた。進入に動きは見られず枠なりの3対3。各選手が慎重な踏み込みとなったが、インの篠崎はコンマ15のトップスタート。そのまま一目散に逃走態勢を築くと1周1マークも完璧なターンでトップに躍り出た。早くも焦点は2、3着争いとなり、1周バックは内から高倉和士、太田和美、仲谷颯仁の3名が並走に。1マークを握って回った分、仲谷が外から舟を伸ばして2マークを先取り。その内をクルッと回った高倉が2周ホームで追いついたが、有利な位置にいた仲谷が2周1マークで高倉を競り落として決着。また、支部別対抗戦は優勝戦で上位を独占した福岡支部が大逆転で優勝した。