5日間開催で行われてきたサマータイムのボートレース福岡「マンスリーBOATRACE杯」は、シリーズを引っ張ってきた古澤光紀（福岡36歳）の優勝で幕を閉じた。スタート展示も本番も進入は枠なりの3対3。全艇がゼロ台突入のスリット合戦となって迎えた1マークは、4コースカドからグイッと伸ばした原田才一郎がまくり敢行。しかし、3コースから握り返した麻生慎介の猛抵抗で両者ともターンで流れる形に。そんな中でもインからしっかりとターンマークを回った古澤が先頭に浮上。そのまま残る5回のターンも危なげなくクリアして4度目の当地Vを飾った。1周バックは麻生と峰重侑治が2番手で並走し、その後ろに竹下大樹と原田が追走する形で1周2マークの攻防へ。最内から先手を奪ったのは峰重だが、麻生が鋭い差しで2着を確保。峰重がターンで少しバタついた間に原田と竹下が3番手争いに加わり、2周1マークで原田が竹下と峰重を競り落とした。